引ノ池(読み)ひきのいけ

日本歴史地名大系 「引ノ池」の解説

引ノ池
ひきのいけ

[現在地名]高野口町応其

応其おうご集落の北西方、丘陵上にある面積一一・八ヘクタールの池。応其・伏原ふしわら名古曾なごその高野口町南東部一帯を灌漑する。天正一八年(一五九〇)木食応其によって築造された。慶長一二年(一六〇七)一二月一三日付の諸寺諸社造営目録(続宝簡集)に、応其築造の池として「一、ひきのゝ池 都合弐百弐拾石」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 続宝簡集 西南

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む