引ノ池(読み)ひきのいけ

日本歴史地名大系 「引ノ池」の解説

引ノ池
ひきのいけ

[現在地名]高野口町応其

応其おうご集落の北西方、丘陵上にある面積一一・八ヘクタールの池。応其・伏原ふしわら名古曾なごその高野口町南東部一帯を灌漑する。天正一八年(一五九〇)木食応其によって築造された。慶長一二年(一六〇七)一二月一三日付の諸寺諸社造営目録(続宝簡集)に、応其築造の池として「一、ひきのゝ池 都合弐百弐拾石」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android