引合せ紙(読み)ヒキアワセガミ

デジタル大辞泉 「引合せ紙」の意味・読み・例文・類語

ひきあわせ‐がみ〔ひきあはせ‐〕【引(き)合(わ)せ紙】

昔、陸奥むつで産した薄墨色の紙。また、後世では、普通の檀紙だんしをいう。武士よろい引き合わせに入れておいたところからとも、男女を引き合わせる恋文の紙に用いたところからの名ともいう。みちのく紙。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android