日本歴史地名大系 「引坂村」の解説 引坂村ひきさかむら 島根県:大原郡大東町引坂村[現在地名]大東町須賀(すが)八所(はつそ)村の北、須賀川の支流引坂川流域に位置する。慶長七年(一六〇二)の引坂村検地帳によると田方三町八反余・分米五〇石余、畑方七反余・分米一石余、屋敷数一一。元禄十年出雲国郷帳では高七一石余、寛文四年(一六六四)の本田高七〇石・新田高二斗余。「雲陽大数録」では高三〇石。明治八年(一八七五)諏訪村に合併。八束(やつか)郡八雲(やくも)村との境に八雲山がある。標高四二四メートル。「出雲国風土記」大原郡にみえる須我(すが)山は八雲山から南西の三笠(みかさ)山(三〇二・二メートル)を含めた山塊の総称と考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by