引茶・行茶(読み)ひきちゃ

精選版 日本国語大辞典 「引茶・行茶」の意味・読み・例文・類語

ひき‐ちゃ【引茶・行茶】

〘名〙
① 季の御読経(みどきょう)の時、その第二日目に僧に賜わった茶。《季・春》
西宮記(969頃)五「召内蔵寮生薑、折櫃、土器九百口、召典薬厚朴引茶料
大乗院寺社雑事記‐寛正七年(1466)正月八日「引茶持参之間、扇一本給之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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