御読経(読み)ミドキョウ

デジタル大辞泉 「御読経」の意味・読み・例文・類語

み‐どきょう〔‐ドキヤウ〕【御読経】

読経を尊んでいう語。
の御読経」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「御読経」の意味・読み・例文・類語

み‐どきょう‥ドキャウ【御読経】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. ある人を敬って、その人のためにする読経を尊んでいう語。
    1. [初出の実例]「さまざまの御いのりども、御修法・御ど経など」(出典:古本説話集(1130頃か)六五)
  3. ( 「季の御読経」の略 ) 春秋二季大般若経衆僧に講読させる宮中儀式
    1. [初出の実例]「あす、みど経の結願にて、宰相の中将、御物忌にこもり給へり」(出典:枕草子(10C終)八四)

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