御読経(読み)ミドキョウ

デジタル大辞泉 「御読経」の意味・読み・例文・類語

み‐どきょう〔‐ドキヤウ〕【御読経】

読経を尊んでいう語。
の御読経」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御読経」の意味・読み・例文・類語

み‐どきょう‥ドキャウ【御読経】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. ある人を敬って、その人のためにする読経を尊んでいう語。
    1. [初出の実例]「さまざまの御いのりども、御修法・御ど経など」(出典:古本説話集(1130頃か)六五)
  3. ( 「季の御読経」の略 ) 春秋二季大般若経衆僧に講読させる宮中儀式
    1. [初出の実例]「あす、みど経の結願にて、宰相の中将、御物忌にこもり給へり」(出典:枕草子(10C終)八四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android