弦輪(読み)ツルワ

デジタル大辞泉 「弦輪」の意味・読み・例文・類語

つる‐わ【弦輪】

弓の弦の両端にこしらえる小さな輪。弦を張るとき、弓の本筈もとはず末筈うらはずに掛ける。

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精選版 日本国語大辞典 「弦輪」の意味・読み・例文・類語

つる‐わ【弦輪】

  1. 〘 名詞 〙 弓の弦の両端に丸くからげた輪。弓の本弭(もとはず)末弭(うらはず)に掛けるもの。
    1. [初出の実例]「つるの出しやうの事、〈略〉つるわのあるかたを、人のかたへなして出すべし」(出典:岡本記(1544))

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