弦輪(読み)ツルワ

デジタル大辞泉 「弦輪」の意味・読み・例文・類語

つる‐わ【弦輪】

弓の弦の両端にこしらえる小さな輪。弦を張るとき、弓の本筈もとはず末筈うらはずに掛ける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弦輪」の意味・読み・例文・類語

つる‐わ【弦輪】

  1. 〘 名詞 〙 弓の弦の両端に丸くからげた輪。弓の本弭(もとはず)末弭(うらはず)に掛けるもの。
    1. [初出の実例]「つるの出しやうの事、〈略〉つるわのあるかたを、人のかたへなして出すべし」(出典:岡本記(1544))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android