末弭(読み)ウラハズ

デジタル大辞泉 「末弭」の意味・読み・例文・類語

うら‐はず【×弭/×筈】

弓の上端の、弦輪つるわをかける部分上弭うわはず。すえはず。→本弭もとはず

すえ‐はず〔すゑ‐〕【末×弭/末×筈】

うらはず(末弭)

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精選版 日本国語大辞典 「末弭」の意味・読み・例文・類語

うら‐はず【末弭・末筈】

  1. 〘 名詞 〙 弓の筈(はず)の名。弓材の木の先端を末(うら)と呼ぶことによる。⇔本弭(もとはず)
    1. [初出の実例]「梓御弓八十四張〈略〉一張〈略〉末弭継銅目刺、紫皮纏弓把」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳)

すえ‐はずすゑ‥【末弭・末筈】

  1. 〘 名詞 〙 弓を射る時、上になる方の弭(はず)うらはず。〔元和本下学集(1617)〕

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