弱弓(読み)よわゆみ

精選版 日本国語大辞典 「弱弓」の意味・読み・例文・類語

よわ‐ゆみ【弱弓】

〘名〙 弦の張りの弱い弓。矢を飛ばす力の弱い弓。じゃっきゅう。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
※九冊本宝物集(1179頃)九「ちからなきわれらは、念仏のよはゆみをもていば、おのづからいあつる事も有べし」

じゃっ‐きゅう ジャク‥【弱弓】

〘名〙 張りが弱く、あまり力のない弓。よわゆみ。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)八「弱弓や下手がいれば、矢がふらふらとしておそくいきつくが」 〔春秋左伝‐定公八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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