弱綿薬(読み)ジャクメンヤク

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精選版 日本国語大辞典 「弱綿薬」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐めんやく【弱綿薬】

  1. 〘 名詞 〙 火薬類に用いるニトロセルロースで、窒素含有量一二パーセント程度のものをいう。無煙火薬、ダイナマイトなどの製造原料。⇔強綿薬

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の弱綿薬の言及

【綿薬】より

…火薬に用いられるニトロセルロースの別名。窒素量12.5%以上のものを強綿薬gun cotton,10~12%のものを弱綿薬collodion cottonと呼んでいる。強綿薬はアルコール1,エーテル2の混合液,それぞれの単独液,水およびニトログリセリンに不溶,アセトン,酢酸,ニトロベンゼン,酢酸アミルなどに可溶である。…

※「弱綿薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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