強い伏す(読み)しいふす

精選版 日本国語大辞典 「強い伏す」の意味・読み・例文・類語

しい‐ふ・すしひ‥【強伏・強臥】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙
  2. むりやり横たわらせる。力ずくで伏せさせる。
    1. [初出の実例]「あづかりの武士倉光の三郎、所従ともに三十余人、しゐふせておこしもたてず、一々に皆さしころしてけり」(出典:平家物語(13C前)八)
  3. むりやり自分支配下におく。力などで降伏させる。
    1. [初出の実例]「きんがうの水鳥等をことごとくしゐふせ」(出典:仮名草子・水鳥記(1667)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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