強飯臭い(読み)こわめしくさい

精選版 日本国語大辞典 「強飯臭い」の意味・読み・例文・類語

こわめし‐くさ・いこはめし‥【強飯臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 吉原などの遊里で、禿(かぶろ)を新造として披露するとき、その祝いとして蒸籠(せいろう)を積むところから ) 禿が、いよいよ新造になってもよい年頃である。まんじゅうくさい。
    1. [初出の実例]「赤飯臭(コハメシクサ)き禿を見れば」(出典洒落本跖婦人伝(1753))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 かぶろ 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む