弾き澄ます(読み)ヒキスマス

デジタル大辞泉 「弾き澄ます」の意味・読み・例文・類語

ひき‐すま・す【弾き澄ます】

[動サ四]音色ねいろがさえるように弾く。みごとに弾く。
「これはあくまで―・し、心にくくねたきぞまされる」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弾き澄ます」の意味・読み・例文・類語

ひき‐すま・す【弾澄】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 琴などの、弾く音色を澄みわたらせる。みごとに弾く。余念なく弾く。
    1. [初出の実例]「広陵といふ手を、あるかぎりひきすまし給へるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む