弾き澄ます(読み)ヒキスマス

デジタル大辞泉 「弾き澄ます」の意味・読み・例文・類語

ひき‐すま・す【弾き澄ます】

[動サ四]音色ねいろがさえるように弾く。みごとに弾く。
「これはあくまで―・し、心にくくねたきぞまされる」〈明石

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精選版 日本国語大辞典 「弾き澄ます」の意味・読み・例文・類語

ひき‐すま・す【弾澄】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 琴などの、弾く音色を澄みわたらせる。みごとに弾く。余念なく弾く。
    1. [初出の実例]「広陵といふ手を、あるかぎりひきすまし給へるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石)

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