彌増す(読み)いやます

精選版 日本国語大辞典 「彌増す」の意味・読み・例文・類語

いや‐ま・す【彌増】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 ( 「いや」は副詞 ) いよいよ多くなる。ますます激しくなる。一段と募る。いよます。
    1. [初出の実例]「忽異を覩(み)て祗(つつしみ)(おづることを)重増(イヤマス)」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)五)
    2. 「夏の日ざかり菅笠(すげがさ)花蓙(はなござ)の声にあつさいやまし」(出典:洒落本・両国栞(1771))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む