彌時(読み)いやときじく

精選版 日本国語大辞典 「彌時」の意味・読み・例文・類語

いや‐ときじく【彌時】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「ときじ」の連用形副詞「いや」が付いて一語化したもの ) いよいよ四季の別なくいつも。ますます永久に変わらないさま。
    1. [初出の実例]「橘は花にも実にも見つれども移夜時自久爾(イヤときジクニ)なほし見がほし」(出典万葉集(8C後)一八・四一一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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