彌遠ざ離る(読み)いやとおざかる

精選版 日本国語大辞典 「彌遠ざ離る」の意味・読み・例文・類語

いや‐とおざか・る‥とほざかる【彌遠離】

  1. 〘 連語 〙 ( 「いや」は副詞 ) いよいよ遠く離れる。
    1. [初出の実例]「秋風に大和へ越ゆる雁がねは射矢遠放(いやとほざかる)雲隠りつつ」(出典万葉集(8C後)一〇・二一二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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