当が外れる(読み)あてがはずれる

精選版 日本国語大辞典 「当が外れる」の意味・読み・例文・類語

あて【当】 が 外(はず)れる

  1. ぶつけようとした目当ての物に当たらずにはずれる。
    1. [初出の実例]「当(アテ)がはづれて喜助の脇の所に居たる芸者の㒵(かほ)へあたる」(出典人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)二)
  2. 見込みがはずれる。予期に反する。あてが違う。
    1. [初出の実例]「一番ヤンヤと請(うけ)る気の当が外れて」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android