当所村(読み)とうしよむら

日本歴史地名大系 「当所村」の解説

当所村
とうしよむら

[現在地名]三輪町当所

上高場かみたかば村の北にあり、目配めくばり山の南西の麓にあたる。秋月藩初代藩主黒田長興の時代以降に栗田くりだ村から分れて一村を立てたという(「続風土記」など)元禄国絵図・天保郷帳ともに同村の枝村とする。「地理全誌」によると民居は一所で町立てされている。文政元年(一八一八)の年貢米二一一俵余・大豆二〇俵余(「夜須郡御物成帳」秋月黒田家文書)。同三年の家数二三・人数一〇二、馬九・牛六(「御領分中家数人高牛馬附」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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