当百銭(読み)トウヒャクセン

デジタル大辞泉 「当百銭」の意味・読み・例文・類語

とうひゃく‐せん〔タウヒヤク‐〕【当百銭】

天保通宝てんぽうつうほうの俗称。1枚で100文に相当するところからいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「当百銭」の意味・読み・例文・類語

とうひゃく‐せん タウヒャク‥【当百銭】

〘名〙 (「とうびゃくせん」とも) 天保六年(一八三五)から発行された百文通用の長円形銭貨。裏面に「百文に相当する」という意味で「当百」の文字が鋳出されている。天保通宝銭。当百。〔貨幣秘録(1843)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android