当行寺(読み)とうぎようじ

日本歴史地名大系 「当行寺」の解説

当行寺
とうぎようじ

[現在地名]田原町田原 本町

神明社の近くに位置する。真浄山と号し、顕本法華宗。本尊妙法首題。開山は永禄一二年(一五六九)に宝輪院日陽の創建と伝える。初め登行とうぎよう寺といい密教の山伏修験の草庵であった。中古蔵王ざおう権現参道の関係で矢部沢やべざわに移り、修験者の中継所であった。のち田原城下町の発展とともに、永禄一二年より天正五年(一五七七)の間に法華信者の武家鳥居彦左衛門久次が願主となって、再び現在地に移転建立され法華宗となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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