形見の櫛(読み)かたみのくし

精選版 日本国語大辞典 「形見の櫛」の意味・読み・例文・類語

かたみ【形見】 の 櫛(くし)

  1. 斎宮(いつきのみや)伊勢に下るとき、天皇がみずから斎宮のひたいに櫛をあて、別離の情を表わすこと。また、そのくし。別れのくし。
    1. [初出の実例]「君にやるかたみのくしは別れぢの神にまかせて祈れとぞ思ふ〈大中臣能宣〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)三二)

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