彦谷村(読み)ひこたにむら

日本歴史地名大系 「彦谷村」の解説

彦谷村
ひこたにむら

[現在地名]橋本市彦谷

周りを山に囲まれ、東は谷奥深たにおぶか村、北は峠を越えて中道なかどう村。地名を「続風土記」は「響キ谷の義なるへし」と記して山彦のする谷の意とし、小名にとうげだけを記す。慶長検地高目録では村高一一七石余、小物成二斗一升。上組に属し、慶安四年(一六五一)の上組在々田畠小物成改帳控(土屋家文書)では家数三五(本役一三など)、人数八四、牛三、小物成は茶一二斤、紙木七一束。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む