デジタル大辞泉
「川津」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かわ‐づかは‥【川津】
- 〘 名詞 〙
- ① 川の舟着き場。
- [初出の実例]「彦星の川瀬を渡るさ小舟の得行きて泊てむ河津(かはづ)し思ほゆ」(出典:万葉集(8C後)一〇・二〇九一)
- ② 川ばたの洗い場。
- [初出の実例]「妹なろが使ふ河泊豆(カハヅ)のささら荻あしと人言語りよらしも」(出典:万葉集(8C後)一四・三四四六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の川津の言及
【津】より
…ただし,地名としては,多く,特定の機能上,地形上の特徴を有する[湊](みなと)・[泊](とまり)・[渡し]などに該当しない場合に付される。川の場合は川津と称する。古代律令制社会では,民部省の管掌下,国郡司による国家的管理をうけた。…
※「川津」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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