彼方々(読み)あなたがた

精選版 日本国語大辞典 「彼方々」の意味・読み・例文・類語

あなた‐がた【彼方方・貴方方】

  1. 〘 代名詞詞 〙
  2. [ 一 ] 他称。
    1. あなた(彼方)[ 一 ]
      1. [初出の実例]「宮の辺には、ただあなたがたに言ひなしてそら言(ごと)なども出で来べし」(出典枕草子(10C終)一四三)
    2. 「あなた(彼方[ 一 ]」の複数。あの方々
      1. [初出の実例]「『奥に女中が数多見えまするが、御一門様方で御座りますか』『イヤ彼方(アナタ)がたは古へのお主筋ぢゃ』」(出典:歌舞伎・傾城若紫(1705頃)中)
  3. [ 二 ] 対称。「あなた(彼方)[ 二 ]」の複数。
    1. [初出の実例]「いやもう貴方(アナタ)がたを手ばなしますると、一向方図がござりませぬ」(出典:歌舞伎・三十石艠始(1759)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 貴方 初出

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む