待慣(読み)まちなる

精選版 日本国語大辞典 「待慣」の意味・読み・例文・類語

まち‐な・る【待慣】

〘自ラ下二〙 長いこと待つ。また、しばしば待つ。待ちならう。
※仙洞影供歌合(1202)「まちなれし名残ばかりのうたたねにおも影さそふ玉だれの月〈鴨長明〉」

まち‐なら・う ‥ならふ【待慣】

〘自ハ四〙 長いこと待つ。待ち続ける。待ちなる。
※正治初度百首(1200)秋「七夕はいかに契りてあふことのかたわれ月を待ならひけん」

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