後の後の千次郎(読み)あとのあとのせんじろう

精選版 日本国語大辞典 「後の後の千次郎」の意味・読み・例文・類語

あと【後】 の 後(あと)の千次郎(せんじろう)

  1. 縦に並んで、それぞれ前の子の帯に手をかけて長く連なり、中腰でにじり歩く子供の遊びの一つ先頭の子が、「いもむしころころ、ひょうたんぽっくりこ」というと、後に続く子が、「あとのあとの千次郎」と唱えながら行く。いもむしころころ。転じて、動作が人より遅いことのたとえにいう。
    1. [初出の実例]「げいしゃ十四人、あとのあとの千次郎のやうにならぶ」(出典:洒落本・客衆一華表(1789‐1801頃)富岡之套)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む