中腰(読み)チュウゴシ

デジタル大辞泉 「中腰」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ごし【中腰】

腰を半分かがめた姿勢。「中腰になって作業する」
[類語]及び腰へっぴり腰浮き腰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「中腰」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ごし【中腰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちゅうこし」とも )
  2. すわろうとして、あるいは立とうとして腰をなかば屈めた姿勢。また、敬意を表して腰をすこしかがめた姿勢。
    1. [初出の実例]「編笠ぬぎて手に提、中腰(チウコシ)にかがめてやうやうに出口茶屋の前を行過て」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)一)
  3. 腰の中ほど。
    1. [初出の実例]「是も中腰(コシ)を切さげよはる所をたたみかけて切立て」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android