後の藪入り(読み)ノチノヤブイリ

デジタル大辞泉 「後の藪入り」の意味・読み・例文・類語

のち‐の‐やぶいり【後の×藪入り】

正月藪入りに対して、盆の藪入りのこと。 秋》藪入り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「後の藪入り」の意味・読み・例文・類語

のち【後】 の 藪入(やぶい)

  1. 正月一六日の藪入りに対して、陰暦七月一六日の盆の藪入りをいう。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「後(ノチ)の藪入(ヤブイリ) 春の部に注す後の字断らずとも秋季に連たらば秋たるべし、発句も秋季のあしらひあらば後の字に及ばず」(出典:俳諧・俳諧歳時記栞草(1851)秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android