後の藪入り(読み)のちのやぶいり

精選版 日本国語大辞典 「後の藪入り」の意味・読み・例文・類語

のち【後】 の 藪入(やぶい)

正月一六日の藪入りに対して、陰暦七月一六日の盆の藪入りをいう。《季・秋》
※俳諧・俳諧歳時記栞草(1851)秋「後(ノチ)の藪入(ヤブイリ) 春の部に注す後の字断らずとも秋季に連たらば秋たるべし、発句も秋季のあしらひあらば後の字に及ばず」

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デジタル大辞泉 「後の藪入り」の意味・読み・例文・類語

のち‐の‐やぶいり【後の×藪入り】

正月の藪入りに対して、盆の藪入りのこと。 秋》藪入り

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