後刻(読み)ゴコク

デジタル大辞泉 「後刻」の意味・読み・例文・類語

ご‐こく【後刻】

しばらく時間のたったのち。のちほど。「詳しい話は後刻改めて」⇔先刻
[類語]後程

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「後刻」の意味・読み・例文・類語

ご‐こく【後刻】

  1. 〘 名詞 〙 のちほど。こうこく。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「けさから風引頭痛いたす。跡の咄は後刻(ゴコク)々々」(出典浄瑠璃博多小女郎波枕(1718)上)

後刻の補助注記

単に、のちほどという意で使われるほかに、武士言葉として別れのあいさつにも用いられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android