先刻(読み)センコク

デジタル大辞泉の解説

せん‐こく【先刻】

さきほど。さっき。「先刻の件」「先刻から待っている」「先刻会った人」⇔後刻(ごこく)
(副詞的に用いて)すでに。とうに。「先刻承知のはず」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せんこく【先刻】

さっき。さきほど。 ⇔ 後刻 「 -からお待ちです」 「 -の客」 「 -お帰りになった」
(副詞的に用いて)とうの昔に。前から。すでに。 「 -御承知のとおり」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せん‐こく【先刻】

〘名〙
① 少し前。さきほど。さっき。今しがた。前刻。〔文明本節用集(室町中)〕
※婦系図(1907)〈泉鏡花〉前「生は、と尋ねると前刻(センコク)御外出」
② (副詞的に用いて) 前から。すでに。
※作物志(1808)「彼人酔は先刻醒て甚当惑しけるが」
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「彌次郎北八と言やア〈略〉旅は道連はなれねへ中は見物が先刻承知(センコクセウチ)だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

イグノーベル賞

ノーベル賞のパロディとして、世界中のさまざまな分野の研究の中から「人々を笑わせ、そして考えさせる業績」に対して贈られる賞。「イグノーベル(Ig Nobel)」とは、ノーベル賞創設者アルフレッド・ノーベ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

先刻の関連情報