後勘(読み)コウカン

デジタル大辞泉 「後勘」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん【後勘】

後日に受けるとがめ。「後勘を恐れる」
将来のことまでよく考えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「後勘」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん【後勘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 後日に叱責されること。また、そのとがめ。
    1. [初出の実例]「野木宮合戦敗北之後、悔先非、耻後勘、潜籠于上野国山上郷龍奥」(出典吾妻鏡‐養和元年(1181)閏二月二五日)
  3. 後日のことまで配慮すること。深謀遠慮。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android