後地(読み)こうち

最新 地学事典 「後地」の解説

こうち
後地

backland

前地に対するものとしてE.Suess(1909)やH.Stilleが用いた語。誤ってHinter-land(独・英)と訳された。実際に用いられたのはアルプスの場合で,アルプスが北へ押しかぶせたのはアフリカ北方へ押し進んだためとされ,その場合,押しつけたアフリカはRückland,押しつけられたヨーロッパ(のバリスカン山地)はVorlandとされた。この場合のアフリカとはアドリア海などである。実際にアフリカ大陸においてアトラスがアフリカ側へ押しかぶせていることがわかってみると,アフリカもまたVorlandということになる。今ではほとんど用いられることがない。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 山下

世界大百科事典(旧版)内の後地の言及

【伊平屋伊是名諸島】より

…沖縄県,沖縄島(本島)の北西に位置し,伊平屋島,伊是名島を主体とし,野甫島,具志川島など7個の島よりなる諸島。俗に〈伊平屋の七離れ〉と称し,また伊是名島を前地,伊平屋島を後地(くしち)とも呼んだ。琉球弧の中帯に属し,古生層よりなるが,地形は変化に富む。…

※「後地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む