後山新田村(読み)うしろやましんでんむら

日本歴史地名大系 「後山新田村」の解説

後山新田村
うしろやましんでんむら

[現在地名]諏訪市湖南こなみ 後山

守屋もりや山の西側、真志野まじの峠を越えて田無たなし川沿いに伊那側に下った所にあり、標高一〇〇〇メートルを越える山村である。慶安四年(一六五一)南真志野村を親村として開発された(諏訪史)。後山新田開発免許状(藤原氏蔵)には、

<資料は省略されています>

とある。遠藤以下の三人は、武田あるいは尾張浪人であるといわれ、浪人召致新田といわれている。

享保一八年(一七三三)書上の諏方藩一村限村地図(長野県庁蔵)には「家数拾九軒 高四拾四石壱斗九升壱合壱勺」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android