日本歴史地名大系 「後岡村」の解説 後岡村うしろおかむら 栃木県：矢板市後岡村[現在地名]矢板市片岡（かたおか）山苗代（やまなわしろ）村の東、内（うち）川右岸に位置する。古くは前岡（まえおか）村とともに岡村と称し、岡村は慶安郷帳では高九七四石余、田方七〇八石余・畑方二六二石余、幕府領。元禄一四年（一七〇一）までに加茂神社を境にして後岡・前岡二村に分村し、元禄郷帳には両村がみえる。なお同帳にみえる両村の領主八家はともに元禄一〇年に宛行われている。同帳の高三七八石余、旗本伊勢・岡部・大久保・朝比奈（寛政二年改易）の四給。宝暦一〇年（一七六〇）に下総佐倉藩に分給され、旧高旧領取調帳では幕府領（一八九石余）・旗本本多領（一三五石余）・佐倉藩領（五九石余）の三給。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
