あだ‐つ・く【徒付・婀娜付】
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙
- ① 異性に対する恋心や浮気心で落ち着きを失う。うわつく。
- [初出の実例]「ぢぢ、ふとした出来心にて、夜ごと夜ごとのあだつきあるき、明がたに斗かへりければ」(出典:咄本・万の宝(1780)高砂の杉)
- ② 異性に対してあだっぽくたわむれかかる。また、男女がたわむれあう。いちゃつく。
- [初出の実例]「あだついた客ははしごでどうつかれ」(出典:雑俳・柳多留‐一(1765))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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