落語。別名《花色木綿(はないろもめん)》《盗人出来心(ぬすびとできごころ)》。原話は《江戸前噺鰻(はなしうなぎ)》(1808)所収の〈ぬす人〉。八五郎の家へ空巣(あきす)ねらいがはいったが,貧乏で何も盗む物がない。そのうちに八五郎が帰ったので縁の下へ隠れた。足跡を見た八五郎は泥棒と知り,たまっている家賃の言い訳にしようと大家を呼ぶ。大家が盗品届をするからと盗まれた品物を聞くので,苦しまぎれに夜具一組と答え柄は表が唐草,裏が花色木綿と言う。それから羽織,着物,蚊帳(かや),簞笥と品名をならべ,いずれも表は唐草で裏が花色木綿と口から出まかせに言うので,泥棒が飛び出して八五郎を責める。大家が泥棒をとがめると,〈貧の盗みの出来心で……〉とあやまる。大家が八五郎のうそを責めると,〈これも出来心でございます〉。
執筆者:興津 要
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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