出来心(読み)デキゴコロ

世界大百科事典 第2版の解説

できごころ【出来心】

落語。別名《花色木綿(はないろもめん)》《盗人出来心(ぬすびとできごころ)》。原話は《江戸前噺鰻(はなしうなぎ)》(1808)所収の〈ぬす人〉。八五郎の家へ空巣(あきす)ねらいがはいったが,貧乏で何も盗む物がない。そのうちに八五郎が帰ったので縁の下へ隠れた。足跡を見た八五郎は泥棒と知り,たまっている家賃の言い訳にしようと大家を呼ぶ。大家が盗品届をするからと盗まれた品物を聞くので,苦しまぎれに夜具一組と答え柄は表が唐草,裏が花色木綿と言う。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

できごころ【出来心】

その場で急に起こった悪心。もののはずみで生じたよくない考え。 「ほんの-」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

ゲーム障害

オンラインゲームなどへの過度な依存により日常生活に支障をきたす疾病。インターネットやスマートフォンの普及でオンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されていることを受け、世界保健機関(W...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

出来心の関連情報