徒心(読み)アダゴコロ

デジタル大辞泉 「徒心」の意味・読み・例文・類語

あだ‐ごころ【徒心】

移りやすい心。浮気心。あだしごころ。
「深き心も知らで、―つきなば」〈竹取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「徒心」の意味・読み・例文・類語

あだし‐ごころ【徒心】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あだしこころ」とも ) =あだごころ(徒心)
    1. [初出の実例]「君を措きて 安太之古々呂(アダシゴコロ)を 我が持たば」(出典風俗歌(9C前‐11C中か)君を措きて)

あだ‐ごころ【徒心】

  1. 〘 名詞 〙 浮気な心。まごころがなく移りやすい心。いたずら心。あだしごころ。
    1. [初出の実例]「常陸にも田をこそ作れ阿太古々呂(アダゴコロ)や かぬとや君が山を越え 雨夜来ませる」(出典:風俗歌(9C前‐11C中か)常陸)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む