徒渉・渡渉(読み)としょう

精選版 日本国語大辞典 「徒渉・渡渉」の意味・読み・例文・類語

と‐しょう ‥セフ【徒渉・渡渉】

〘名〙
① 歩いて川を渡ること。
※五国対照兵語字書(1881)〈西周〉「Passer à gué 〈略〉徒渉スル」 〔白居易‐折臂翁詩〕
徒歩地上を行くことと水をわたること。陸を歩いたり水を渡ったりすること。
太平記(14C後)三九「玉体を麻衣草鞋にやつし、鸞輿跣行の徒渉(トセウ)に易て遙々と此山中迄入せ給たれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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