徒結(読み)あだむすび

精選版 日本国語大辞典 「徒結」の意味・読み・例文・類語

あだ‐むすび【徒結】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しっかりと結ばないこと。また、そのような結び方。
  3. 仮の契り。形式ばかりの契り。
    1. [初出の実例]「晴(はれ)て嬉しの御許しも、徒結(アダムス)びなる縁の糸」(出典:長唄・弁の内侍(1905))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む