徒結(読み)あだむすび

精選版 日本国語大辞典 「徒結」の意味・読み・例文・類語

あだ‐むすび【徒結】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しっかりと結ばないこと。また、そのような結び方。
  3. 仮の契り。形式ばかりの契り。
    1. [初出の実例]「晴(はれ)て嬉しの御許しも、徒結(アダムス)びなる縁の糸」(出典:長唄・弁の内侍(1905))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む