御…あり(読み)ごあり

精選版 日本国語大辞典 「御…あり」の意味・読み・例文・類語

ご【御】…あり

  1. ( 間に多く漢語の名詞を入れて用いる ) 他人のする動作を尊敬して表現する。中世以降の和漢混淆文に多くみられる。
    1. [初出の実例]「平等院にいれたてまって、しばらく御休息ありけり」(出典:平家物語(13C前)四)
    2. 「ヨリトモ gomochijarumajii(ゴモチイアルマジイ)」(出典:天草本平家(1592)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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