御前風(読み)ごぜんふう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「御前風」の意味・わかりやすい解説

御前風
ごぜんふう

沖縄の古典芸能を演じる際、最初に演奏され踊られる芸能の別称。これは、国王御前で奏されるさい先よい音楽ということからおこった名前である。一般的には『かぎやで風節』をさすが、御前風五節(いつふし)といえば、『かぎやで風節』『恩納(おんな)節』『中城(なかぐすく)はんた前(まえ)節』『長伊平屋(ながいへや)節』『こてい節』の5曲をさす。また翁(おきな)が、長寿延命、五穀豊饒(ほうじょう)、子孫繁栄を祈念して踊り納める舞踊名にもとくに使用される場合がある。民間でもめでたい宴席ではこの5曲を初めに演奏する習わしになっており、その後に他の古典音楽や軽快なカチャーシー曲に移っていくことが多い。

[當間一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む