精選版 日本国語大辞典 「御存より」の意味・読み・例文・類語 ごぞんじ【御存】 より 恋文などで、差出人の名前を伏せておきたいときに用いる語。[初出の実例]「左七殿参る 御存(ゴソン)じよりとあり」(出典:咄本・諸国落首咄(1698)二)「彼は自分で小金の宛名を認めて、裏の白い燈台の傍には『御存じより』と書いた」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例