最新 地学事典 「御嶽白尾テフラ層」の解説
おんたけびゃくびテフラそう
御嶽白尾テフラ層
Ontake-Byakubi tephra bed
約77.4万年前に古期御岳火山から噴出したテフラ層。千葉県市原市田渕の養老川右岸に露出する国本層の泥層中には厚さ2~3cmの白色軽石質火山灰層(Byk-E)として挟まれる。この露頭は千葉セクションと呼ばれ,本テフラ層の基底がチバニアン期とカラブリアン期の境界を定めるGSSP(国際境界模式層断面および地点)となっている(Suganuma et al. 2021)。名称は模式地付近の小字名である白尾に由来するが,現在の国土地理院の地形図には掲載されていない。参考文献:Y. Takeshita et al. (2016) Quat. Intern.. Vol. 397: 27
執筆者:竹下 欣宏
参照項目:御岳火山
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

