コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

御座さうず オワソウズ

デジタル大辞泉の解説

おわそう・ず〔おはさうず〕【座さうず】

[動サ変]《動詞「おはさふ」の連用形にサ変動詞「す」の付いた「おはさひす」の音変化。動作主は、多く複数》
(人々が)いらっしゃる。
「いま二所も、にがむにがむ各(おのおの)―・じぬ」〈大鏡・道長上〉
(補助動詞)(人々が)…ていらっしゃる。
「(若君タチガ)小鳥のやうにさへづりざれ―・ずめる」〈紫式部日記

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

おわそうず【御座さうず】

( 動サ変 )
〔「おはさふ」の連用形「おはさひ」にサ変動詞「す」が付いた「おはさひす」の転〕
複数の人々が「ある」「いる」「行く」「来る」の意の尊敬語。(人々が)いらっしゃる。おいでになる。 「いま二所もにがむにがむ-・じぬ/大鏡 道長
(補助動詞) 動詞・形容詞・形容動詞の連用形に付いて、複数の人々が…ている、…である、の意の尊敬語として用いられる。(人々が)…て(で)いらっしゃる。 「皆深き心は思ひ分かねどうちひそみて泣き-・ず/源氏 真木柱

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

御座さうずの関連キーワード真木柱

今日のキーワード

アウフヘーベン

ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android