御手子(読み)オテコ

デジタル大辞泉 「御手子」の意味・読み・例文・類語

お‐てこ【御手子】

江戸時代、大名お抱えの火消し人足。

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精選版 日本国語大辞典 「御手子」の意味・読み・例文・類語

お‐てこ【御手子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 大名おかかえの火消し人夫。ふだんは土木普請などに従事したが、その道具の梃(てこ)からの称という。
    1. [初出の実例]「今時分だと熊坂も御てこなり」(出典:雑俳・柳多留‐一六(1781))

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