精選版 日本国語大辞典 「御救米」の意味・読み・例文・類語 おすくい‐まいおすくひ‥【御救米】 〘 名詞 〙 江戸時代、飢饉、災害などの被災者を救済するための応急施米。おすくい。[初出の実例]「居宅不レ残致二類焼一候に付、願之通御救米被レ下候間」(出典:日本財政経済史料‐二・財政・賑恤・災害救済・宝暦五年(1755)四月日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の御救米の言及 【救米】より …江戸時代の困窮民に対する救恤(きゆうじゆつ)策の一つ。多くは飢饉,火災,水害などの災害時,罹災窮民のいっそうの困窮化を防ぐため,幕府,領主などによって与えられる救助米を指し,人々はこれを敬して御救米と称した。これに対して,民間で行われる救済の救助米は合力米,施行米と称される場合が多い。… ※「御救米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by