御明田古墳群(読み)ごみようたこふんぐん

日本歴史地名大系 「御明田古墳群」の解説

御明田古墳群
ごみようたこふんぐん

[現在地名]中主町六条

六条ろくじよう集落の北の水田地帯に築かれた五世紀末―六世紀初頭の古墳群(現在二基)。一号墳は墳丘の削平が進み内部主体はすでに破壊されていたが、馬蹄形にめぐる周濠を有する帆立貝式古墳と考えられるもので、全長約三〇メートル、周濠幅約一五メートル。周濠では墳丘から転落したとみられる須恵器壺・甕・坏身・坏蓋各一、人物埴輪・馬形埴輪各一、朝顔形埴輪・円筒埴輪多数が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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