コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

周濠 しゅうごう

1件 の用語解説(周濠の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

しゅうごう【周濠】

考古学では普通,古墳の周囲に掘られた堀をさす。湛水しているものが多いが,空濠の場合もある。前者では一般に,濠が畦で区切られ,水面が階段状をなすものから,畦がとれ,水面が同じ高さで一周するものへと変遷したと考えられている。形は墳丘に沿って同じ幅の周濠がめぐるもののほかに,前方後円墳では盾形(馬蹄形も含む),前方後方墳では長方形のものが多い。古墳時代中期には,墳丘の巨大化に伴う外部施設の整備の一環として,著しい発達をとげ,大阪府古市・百舌鳥(もず)古墳群などでは,墳丘との統一企画のもとに,二重,三重の盾形周濠が掘削された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

周濠の関連キーワード横堀歴史考古学総堀先史考古学縦堀瑞垣森浩一近藤義郎白石太一郎

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

周濠の関連情報