御殿場遺跡(読み)ごてんばいせき

日本歴史地名大系 「御殿場遺跡」の解説

御殿場遺跡
ごてんばいせき

[現在地名]伊那市大字富県 北福地 御殿場

北福地きたふくち集落のほぼ東から西に緩傾斜する天竜川左岸に形成された標高約七〇〇メートルの高位段丘上に位置する。遺跡は一〇〇―二〇〇アールの範囲が想定できる。縄文時代中期を主体とし、一部平安時代も含む重複した集落跡である。

昭和四一年(一九六六)の調査で、縄文中期一六、平安三、不明一一の計三〇個の住居跡が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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