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御水取り オミズトリ

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デジタル大辞泉の解説

お‐みずとり〔‐みづとり〕【御水取り】

奈良東大寺二月堂修二会(しゅにえ)のこと。3月12日(もとは陰暦2月12日)の深夜から明け方にかけて、堂前の若狭井(わかさい)から香水(こうずい)をくみ、本堂内陣に運ぶ儀式があるところから、この名がある。その水を飲めば万病が治るといわれる。みずとり。 春》

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大辞林 第三版の解説

おみずとり【御水取り】

東大寺二月堂の修二会しゆにえの行事の一。3月13日(もと陰暦2月13日)の未明に、堂の前にある閼伽井屋あかいやから水を汲み、本堂に納める式。その水を飲むと病気が治るという。みずとり。 [季] 春。

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世界大百科事典内の御水取りの言及

【悔過作法】より

…仏事の法要名。世の人々の過ちを悔い,今後の平安を祈る法要。主尊の違いによって,薬師悔過,阿弥陀悔過,十一面(観音)悔過,如意輪(観音)悔過,吉祥悔過,舎利悔過などの種類があるが,その法要の構成には共通する部分が多い。旧正月,旧2月に当たる時期に春迎えの仏事として行われ,修正会(しゆしようえ)・修二会(しゆにえ)の法要としてつとめるのが普通で,数日にわたり,また1日数回にわたる例が多い。もっとも大規模なのは東大寺の修二会で,上七日(じようしちにち)・下七日(げしちにち)の14日間にわたり,毎日6回,日中・日没(にちもつ)・初夜・半夜・後夜・晨朝(じんぢよう)の六時に相当する悔過作法が行われる。…

【呪師】より

…仏教行事における僧侶の役名。旧年の罪障を懺悔(ざんげ)して穢れを払い,当年の安穏豊楽を祈願する古代からの伝統行事に悔過会(けかえ)がある。呪師はその悔過会において重要な位置を占める役柄で,密教的な局面あるいは神道的な局面などを宰領する。すなわち,法会の場への魔障の侵入を防ぎ,護法善神を勧請(かんじよう)して,法会の円満成就のための修法を行う。たとえば,悔過会の代表例にあたる東大寺修二会(しゆにえ)(通称,御水取)では,4種の重要な役割が設けられており,通常,上席から和上(わじよう),大導師(だいどうし),呪師,堂司(どうつかさ)と称する。…

【修二会】より

…修二月会あるいは単に修二月ともいう。毎年2月の初めに国家の安泰,有縁の人々の幸福を祈願する法会。インドでは建卯すなわち2月を歳首とすることが《宿曜経》にみえ,日本では年頭の法会を修正会,2月に祈修する法会を修二会と称した。《三宝絵詞》に〈此月の一日よりもしくは三夜・五夜・七夜,山里の寺々の大なる行也。つくり花をいそぎ,名香をたき,仏の御前をかざり〉とみえるように,寺々で盛んに行われた。《師光年中行事》や《年中行事抄》によると,12世紀初頭ころには,2月2日の蓮華蔵院の修二会をはじめ,5日の宝荘厳院,8日の法勝寺常行堂などで行われている。…

※「御水取り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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