二月堂(読み)ニガツドウ

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「二月堂」の意味・読み・例文・類語

にがつ‐どうニグヮツダウ【二月堂】

  1. ( 毎年、陰暦二月に御水取の名で知られる修二会(しゅにえ)を行なうところから呼ばれる ) 正称は東大寺二月堂。奈良市、東大寺大仏殿の東側にある。天平勝宝四年(七五二)、良弁の弟子実忠が創始。現在の建物は寛文九年(一六六九)徳川家綱が再建。本尊に十一面観音像を安置。
    1. [初出の実例]「二月堂〈略〉加二持井水一、以二加持力一故、其水盈満」(出典:東大寺要録(1134)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「二月堂」の意味・わかりやすい解説

二月堂
にがつどう

奈良東大寺の堂。本尊の十一面観音(かんのん)は秘仏。毎年、陰暦2月に御水取(おみずとり)の名で知られる修二会(しゅにえ)が行われるため二月堂の名がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の二月堂の言及

【修二会】より

…《師光年中行事》や《年中行事抄》によると,12世紀初頭ころには,2月2日の蓮華蔵院の修二会をはじめ,5日の宝荘厳院,8日の法勝寺常行堂などで行われている。しかし寺々により法会の内容は異なっていたようで,有名な東大寺二月堂や伊勢国近長谷寺のそれは十一面悔過(けか)会,《延喜式》主税式にみえる新薬師寺や薬師寺の修二会は薬師悔過会であり,法勝寺常行堂のはおそらく阿弥陀悔過会であったと推測される。そのほか東寺,延暦寺根本中堂,興福寺,秋篠寺などでも行われていたが,そのほとんどは中世あるいは明治の廃仏毀釈で断絶し,現在も行われているのは東大寺二月堂,薬師寺,新薬師寺などである。…

※「二月堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む